4月23日、サン・ジョルディの日。この日は「本の日」とも呼ばれ、バルセロナを中心とするカタルーニャ地方では親しい人に本を贈る記念日とされています。
でも、本を贈るのって結構敷居が高いですよね?相手の好みもあるし、好みが合い過ぎて既に同じ本を持ってる可能性もあるし。
それで、です。4月23日、本を贈るのに気後れするなら、読書文具を贈るのはどうでしょう。「自分じゃ買わないけれど贈りたい/贈られたい」素敵なしおりやブックカバーって多いじゃないですか。
という導入からの、素敵な本のしおり&ブックマークについての記事です。いいなと思った人は同じものを2つ買って、片方は4月23日、誰か大切な人にプレゼントすれば良いですよ!
なお、ブックカバーについては、こちらの記事にて。
ページ「に」挟む定番シルエットしおり。
王道は愛されるからこそ王道。そんなオーソドックスな長方形タイプのしおり。リボン風に先が割れてるのがクラシカルな感じで素敵じゃありません?

使い込むうちに馴染んでく感じが良いですよね。本屋で買ったままの、広告付き紙しおりをそのまま使うのではなく、「お気に入りのしおり」を挟んで本を読む。そうすると途端、その本が自分のものになる気がします。
ページ「を」挟むブックマーク。
ページ「を」挟んでしおりの役目を果たすタイプも多いですね。
いつの間にかよく見かけるようになった「マグネットブックマーカー」。ページを挟むタイプで、マグネットなのでいつの間にか外れることがありません。
マグネットの重さがあるので、たまにページが折れちゃうことがあるのが難点かな。形は大体同じなので、後はプリントされてる絵柄をお好みで。
そしてこちらは何気に便利!行単位で読んでいるところを残せる「マルチリファレンスブックマーク」。クリップタイプなので、横書き縦書きどっちにも対応してくれます。
読書以外、仕事の書類をまとめたりするのにも使えるので、汎用性は高いです。
背に引っ掛けるタイプのしおり金具。
本の背に引っ掛けるタイプのブックマーク。「しおり金具」ともいうそうです。本の背にくる部分がチャーム付きなのも多く、立て掛けると華やかですね
こちらは自分が以前プレゼントで頂いたもので、なんと、真珠のミキモトのしおり金具。まるでイヤリングのように揺れるチャーム部分が、その本を特別なものに感じさせてくれます...。思い出補正もあるので、大事に家読書のみで使用。

同じく本の背に引っ掛けるタイプながら、実用に特化したブックマークも。「ペンホルダー付きブックマーク」。
スリップメモブロック
以前、地味に読書効果を上げてくれる読書文具「スリップメモブロック」について記事を書きました。
本読みさんの読書効果を3割増にする「スリップメモブロック」。
本の読み始め、スリップメモブロックに読む目的を書いてしおり代わりに挟んでおくと、効率的な読書ができるかも?という記事。専門書では今もやってます、自分。
メモが読書再開時に嫌でも目に入って最後まで読書の目的を忘れずにいられるという寸法です。調べておきたいことも軽くメモっておけるので、調べ忘れがなくなって重宝。
ページキーパー
読書中のページを自動的にキープしてくれる「ページキーパー」。ぱたんと本を閉じれば自然と最新ページにワイヤーが挟まってくれるので、しおりを毎回手で挟み直す必要がありません。

しなやかなワイヤーが程よい力でページを抑えてくれるので、電車内で片手読書する時にとても重宝します。難点は、頁めくりのコツをつかむのに最初戸惑うことかなー。慣れると手放せなくなると思います。
同じ用途で「スワンタッチ」もありますが、こちらは両面テープなので消耗が早め。
さらに最近は、クリップタイプのブックマーカーを本の表紙に挟んで、ワイヤー部分が自動的に読書位置を記録する「ワイヤークリップブックマーカー」も発売されました。価格的にも丈夫さ的にも素敵。
チャームブックマーカー
背表紙と本文との隙間に金属のバーを差し込み、革紐部分を本の内側に垂らして、ブックマークとして使用します、「チャームブックマーカー」。

こっちはちょっとアンティーク調。同じような形でも、色合いが違うだけで全然イメージが変わりますよね。いくつあっても可愛い。

フクロウやクローバー、それに、てんとう虫やネコ、鳥など、幸福の前兆や象徴と言われるモチーフは、見ているだけでちょっと幸せな気分になれますよねー。モチーフそれぞれに由来があるので、意味を調べてから購入するのも素敵。
チェーンブックマーク
クリップを本の表紙に留めて、内側にチェーンを垂らしてブックマークとして使用します、「チェーンブックマーク」。

実際使用してる姿はこんな感じ。ちょこんと音符のマークが頭を出しているのがクラシカルにおしゃれ!

ブックダーツ
「ブックダーツ」もブックマークに使えますねー。しなやかな金属製で抜き差しも簡単、紙のしおりに比べて、消耗が緩やかです。

どこまで読んだかが行や列単位でわかるのがとても便利。先端とがって見えますが、薄く柔らかな金属製なので、紙を傷つけることもないですし、複数挟んでもかさばらないのもポイントです。
番外: 持ってないけど欲しいしおり&ブックマーク
黒猫のシルエットなしおり!すごくおしゃれ。繊細すぎて壊しそうだけども、一つぐらい持っていたいなー。眺めるだけでも楽しそう。
本の上に蝶々が乗ってるように見えるしおり。 実用性は皆無ですが、見せるインテリア的に本を飾るならこういうのがあってもいいなーと。これぞまさしく、自分で買おうと思うにはハードルが高いので、プレゼント用な気がします。

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本をとじたときに見える刺繍のチャームにきゅんとする、「タッセルブックマーカー」。どこか懐かしい雰囲気も素敵なんです。幸運を運ぶモチーフが刺繍になってるので、プレゼントにするなら由来を添えて渡したいな。
金属製多めでお送りしましたー。他にも、おしゃれな写真やイラストのポストカードをしおりとして使うのも、なんか素敵だなーと思っちゃいます。
しおりは本ごとに買い換えるものでもないので、本より長い付き合いになるのですよね。だからこそ、自分の「お気に入りのしおり」を持ってる人って本が好きなんだなぁと思ったり。前に所有印としての蔵書票のことを書きましたが、しおりを挟むのも一つの「本を自分のものにする」行為な感じがします。
4月23日のサン・ジョルディの日に向けて、オンリーワンなしおりを探しに街に出かけちゃいません?