朝目覚めたら、枕元に転がったヘッドフォンから懐かしいえりりん(亀井絵里/モーニング娘。)の歌声が漏れ聞こえてきたのです。昨日iTunesのプレイリストを整理してそのまま寝落ちしたっぽい。
今日がこの先の未来より一番若いんだし
ぼけらっとした頭の中に滑り込んできたメロディと歌詞に、なんだかとても幸せな気分になりました。そうです、今日がこれからの自分の中で一番可能性に溢れてるんですよ。やっふー!!
時期により好き過ぎたり興味が薄れたりの波はあるものの、基本、ハロプロが好きです。特につんくさん作詞でモーニング娘。が歌う歌詞は好きなフレーズが多い。
あ、別に同意は求めてません。自分の心に響く歌詞が、他の誰かにも響くとは限らないと思うので。
そんなつんくさん作詞の曲の中でも「誰だって人生の初心者なんだから」なニュアンスのフレーズが一等好きです。例えば、先ほどの「春 ビューティフル エブリディ」。
それから「ラブ&ピース ヒーローがやってきたっ」の、
誰も彼もが 人生の 初心者だから
この歌詞は続きもときめく。
どんな辞書にも 完璧な 恋の方法は載ってないはずだよ
つまりはですね、どんなうまく生きてるように見える人がいても、人生のプロっていないんです。それに例えもし人生二度目な人がいたとしても、同じ人生を「生き直し」なんてできないんだから、みんな今日起きた自分が最新系の自分なんだよ!と。
どうせ失敗しても、成功とか完璧とかが本当はなんなのか、誰にもわからなくて、だから思うように生きちゃえばいい。誰だって人生の初心者なんだから、無駄に背伸びして肩を張らなくていいのです。
そういう、未来を見せる歌詞が好きだなぁと。
自分は、小器用に日常のコミュニケーションこなせる方なので、たまにメタ思考というか、自覚的に周囲の空気を読んで「あーこの場面にはこういう属性の人が必要だろうな」という判断のもと振舞うこともできます。
でもそんな「あ、私人生二度なんでー」みたいな、強くてニューゲームの人生送ってるような達観なんて、意味ないんですよ。1度目はもう来ないのだから、楽しむことこそ肝心なのです。
つい、人生1回生としては同級生なのに、会社員生活的にはちょっと年上な自分が、部下や後輩に対して「小慣れないなぁ」とか思っちゃうんですけれど、それすらも多分どんぐりの背比べでしかない。
小説で、タイムトラベルして「知ってる記憶をやり直して1回目よりうまくやる」設定を見かけて、もちろんそのドラマティックさに心捉われるんですが、それを自分の人生でやりたいとは思わない。だって、知ってることを改善するだけの人生てなんだか作業的で、面白みにかけるんじゃないかしら。
それでもなんでだか自分、たまに誰かに対して上から目線して先輩ぶりたくなったり、その逆の下から目線で被害者ぶりたくなったりしちゃうんですよね。...うまく立ち回れてないってことは、やっぱり人生の初心者なのかも。多分二度目なら、それすらも気づかせずうまく振舞うことできそうだもの。
そういうときに、でも誰も彼もが人生の初心者一回生なんだよ、てことを思い出せたらちょっと心のゆとり度上がるかもしれないなーといそういう話です。