自分を記録する。
昨年、自分的テーマは「記録する」でした。きっかけは、槙田雄司氏の「一億総ツッコミ時代」で、神輿を写メる方より担がれる方になれ、自分マニアになれ、という文脈に、
自分を編集してラインナップする「自分キュレーション」
な表現が出てきて「なにそれ絶対面白い!」と思ったこと。自分を記録し編集して、自分がどんなものか一歩引いて見てみたかったのです。
というわけで、ほぼ日手帳に日々思ったことを書いてみたり、読書ノートを取ったり、毎月聴いた曲をライフログ的に記録したりしてました。多分、このブログもその一環です。
特に読書ノートについては、元々Evernoteに記録を残してたものの、
- 視認性が低い(全部に目を通しづらい。紙ノートならパラパラめくれる)
- デジタルデータは読み返さない(ので内容を忘れやすい)
という理由から、デジタル⇒アナログな読書ノートづくりを試行錯誤。Ca.Crea A4/3⇒ほぼ日手帳⇒「本よむEDiT」+「読書記録しおり」に落ち着いたところです。
「本よむEDiT」と「読書記録しおり」の合わせ技で読んだ本を管理してみる。 - ゆるふわ√3
読書生活を記録する。
今現在、本よむEDiTと読書記録しおりの使い分けは、
- 本よむEDiT:実用書読了本
- 読書記録しおり:実用書未読了本+小説&漫画
な感じで使ってます。
読了本は文字通り、読み切った本。読了本はがっつり感想や気になった箇所をまとめますし、ブログに関連記事もあげます。一方の未読了本は、難しい/あわない/読んだことあったなどの理由で読むのを途中でやめた本のこと。
本よむEDiT(読了本)の読み返し率は当然高いんですが、読書記録しおり(未読了本)も、案外よく読み返してます。未読了本が並んだ一覧を眺めていると、
- 自分は著者買い向かない(同じ著書の二冊目は未読了率が高い)
- アドラー心理学はもうお腹いっぱい(嫌われる勇気以外の本はすべて未読了に)
- エクセル系知識本はもう買わん(4冊もエクセル本が未読了に)
- プレゼン本は買って安心して読んでない(紙でも電子書籍でも買って途中放棄)
などの傾向が見えて、自分のことなのに面白い。記録しないと見えてなかったかもしれない。というか、今年は同じ轍を踏まない方向で行きたい。
つんどくも記録したい。
私の場合、読了本と未読了本の他に、未読本…いわゆる積読本もだいぶあります。
電子書籍メインに切り替えて、リアル本棚の山積み本がなくなってからはむしろ増えてる気がする「つんどく」。…総量が見えづらいのは、電子書籍の良くないところですねー。
つんどく、何かのきっかけや気まぐれで読み始め、読了本か未読了本に変わるわけですが、買ってからどれくらいで読み始めるかも一緒に記録したら、面白いんじゃないかな?とふと思ったのです、先日。
というか、紙の本でも電子書籍でも買った時点で全部、読書記録しおりに記録しておけば、総数も視覚的に把握できるし、完璧な蔵書リストになるんじゃあ…?と。
読了本も、キーワードを読書記録しおりに記録しておけば、検索性上がりますしね!
そんなわけで、時間だけは持て余していた年末。紙の本と電子書籍からつんどくをリストアップして、蔵書リストを完成させる作業をしてました。こんな感じ。
今回に限ってはいつ買った本なのか忘れてるので日付空欄です。これからは本を買うたび追加していくマイルール。
なおこれ、表面だけじゃありません。裏面もあります。つまり、10行×2(裏表)×3枚で60冊近くつんどくが発生していることに。可視化ってすごく大事だ…!!
実は手元の蔵書全てを記録することは早々に諦めて「買わなかったことにした」本もあります。英語のビジネスマナー本とか、もう使う気がしないので諦めた。整理整頓です。
そんな感じでこの全蔵書リスト作ってみたんですが、これ、喫茶店でテーブルの上に並べて眺めるだけで、「自分だけの本屋さんが目の前に展開されてる」みたいで楽しい。
リスト作った段階では「またこんなに本買って〜」と自分を責めてたけど、むしろこのリストは、レストランでメニュー差し出されたみたいな気持ちで「どれ読もうかなー!」とワクワクする。 すでに買った本なのに、これから手に入る本みたいな気持ちでニヤニヤできます。なにこれしあわせ!
昔は読書メーター(と一時はブクログ)で購入本管理してたんですけどねー。ネット環境がないと見返せないのって地味に面倒で(だってたまに通信回線が遅い)いつの間にかほかってました。やっぱり紙に書くのがなんだかんだで一番確実。
本屋のほか、文具店などでも見かけるようになってとても嬉しい限り。見かけるたびストックとして買い占めてます。