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青猫文具箱

本と文房具を愛でる日々。

哲磋工房「魔法使いのガラスペン」と、名古屋三光堂のオリジナルインク「名古屋シリーズ」。

ガラスペンが欲しかったんです。繊細で流麗なシルエット、持った時の独特な重さ、そして何より、インクに浸して紙の上に走らせた時のなんとも言えない書き心地...!万年筆とも鉛筆とも違う、もちろんシャープペンとだって違う(そういえば大人になって使わなくなった筆記具ナンバー1はシャープペンなんですが、いつか至高のシャープペンと出会う日も来るのだろうか?)。

なんというんでしょう、紙にめり込まない感じ?でも紙を滑ってく感じでもなく、ちゃんと紙に寄り添ってインクを乗せていく書き心地なんですガラスペン。初めてイベントで試し書きかせていただいた時にその書き心地に魅了されて、あぁ欲しいなぁと。

でも自分にはまだ早い、みたいな謎の気後れがあって、あと何より自分ではそのアビリティを最大活用させてあげられないしなあの筆記具、みたいな高嶺の花感があったのですよガラスペン。きっともっと君の魅力を引き立てることができる素敵な人が他にいる。でも欲しさ。

なのにそんなある日。疲れ極まり立ち寄った東京駅地下グランスタ。そこに新しく出来た「神保町いちのいち」にて、運命的な再会をしたのです。哲磋工房さんの「魔法使いのガラスペン」。

哲磋工房 / studio tessar

かつてイベントで見て触って試し書いて惚れたあのガラスペン。いつもイベントで販売されるときには人気すぎて瞬殺でなくなるというあのガラスペン。が、目の前に。買った。

ガラスペン

ガラスペン

ふおおぉおお...!綺麗。そしてなんて自分好みの重さ。ボール部分、青銀色の銀粒が螺旋のようにオパールを包み混んでいて、なんかこれくるくるペンを回しながら、じっと見つめるだけでも幸せになれそう。魔法っぽい。

かっとなってつい買ってしまったけど、でも後悔していない。というか今写真撮るために出してまた惚れ惚れしたから過去の自分グッジョブ。繊細でなければ(何せガラスだから)、職場で使いたいくらい書き心地すばら。手にかかる絶妙な重さと、紙の上にインクを乗せていく感じ、楽しい。どこまでも書いていけそう。

鮮やかな赤や青のヴェネチアンガラスでできたガラスペンもよく文具店とかで見かけて、それはそれでとても美しく惚れ惚れするけれど、魔法使いのガラスペンは、色合いとしてはとてもシンプル。何者(インク)にも染まる無色。いい。

ガラスペン

ガラスペンは、ペン先を水で洗えばすぐに色を変えることができるので、ちまちまと色変えながら書き物楽しんでます(しかしどれも青インク)。

 

最近名古屋に行き、ツイッターでししょー(@4leafclover7)(で通じない方もいるかもしれないので書くと、「よつばブログ。」の中のぬこ様)に教えていただいた万年筆のお店「三光堂」に立ち寄りまして。

三光堂

「万年筆とこだわり文房具のお店」だそうです。名前で勝手にペンクリニックかな、と思って、それは間違いではないようなのだけれど、ノートやその他文房具もとても充実していてよかった。特に紙類。遠い場所のお店にお気に入りを作ると、ストックなくなった時に悲しいからあまり手を出さないけれど。身近にあったら通ってたな。

万年筆の三光堂

万年筆もずらっと並んでいて(青のペリカンのやつ美しい!欲しい!)、そしてオリジナルインクです、オリジナルインク...!「名古屋シリーズ」というそうな。

三光堂 オリジナルインク

いいなこの色、インクならすぐなくなることもないしなと、「大曽根ブルー」を購入。

大曽根ブルー

大曽根(おおぞね)ブルー多くの電車や車が行き交う「交通の要所」大曽根は、昔から名古屋の北の玄関口ともいわれ、ナゴヤドームを中心に発展中の町です。普段使いにぴったりのブルーインクです。

お店の方から、「これ、新シリーズに移行中なのでもう在庫ないですよ」と教えていただき、そういうタイミングでの出会いちょっといいなと思いつつ購入したのですが、特別感のない青インクっぽさがあって好きだー。

好みはもう少し明るいやつだけれど、そうするとちょっと浮かれちゃうので、これくらい落ち着いた青でいい。ところで青インクだけ3つも持ってるんですけれど(しかも今、他は黒インクしかない)、どれだけ青が好きなんだろう自分。

大曽根ブルー

せっかくなのでガラスペンで、大曽根ブルーのインク使って書いてみた。カリカリ、でも、しゅるしゅる、でもない、ツーっとした書き心地で紙にインクが乗って楽しい。

ガラスペンも、インクボトルも、どうしても外に持ち出すには向かない文房具なんですが、海の見えるホテルで、大きな窓を開いて潮風受けながら、木のデスクでガラスペン使って手紙を書くとかしたいなぁ...!多分それで一週間分の疲れ飛ぶ。間違いない。

まだどっちもちょっと「よそゆき」というか、自分に馴染んでない感はあるんですが、これからどんどん普段使いしていくので、風景に馴染んでいくといいなぁ。見た目美しいので、飾ってコレクションにするのもいいけれど、なんでも使って普段使いしたがる感ある。でも道具って、使って愛着出てなんぼって気もするし。せめて猫に小判と言われないようにしたさ。