青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

暗闇ボクシングb-monsterに熱中。

暗闇ボクシングb-monsterに長らくはまってます。

ぎっくり腰に端を発した運動不足解消のためのストレッチ→アイデンティティだったはずの逆上がりと側転ができない→痩せて筋肉つけるためにプライベートジム通う→筋トレと栄養バランスに気をつける日々→筋トレ楽しすぎぃ!というのが、遡ること2017年2月のダイジェスト。

ジムに通い続け、順調に体脂肪を減らし、腹筋にスーッとした縦線(シックスパックができる第1段階で、アブスラックスというらしい)が入ったのと「Are you くびれ...??」→「I am くびれ!」を手に入れ、最後にトレーナーさんの前で側転披露してジムのトレーニング期間を終了しました。

トレーニング後半、担当のトレーナーさんから「ボクシングやってみる?ストレス解消になるよー」と誘われたんです。なんとなく「やりたいです!」と答えたのが運の尽き。というか運命の出会い。

グローブをつけてフォームのレクチャー受けた後、ミット打ちするだけの軽いやつだったんですが、ジャブが綺麗に決まった瞬間自分の中の何かが目覚めたんです。やばいこれ面白い!「これだ!」という角度からフックが入ると頭の奥でファンファーレ鳴る。

有酸素運動に分類されるボクシングは、ジムでは気分転換みたいなものなんですが、その後毎回「時間あまったらミット打ちしたいです!」といってました。だって楽しい。なぜこの楽しさもっと早く出会えなかった。ちょっとキックボクシングも教えてもらった。

ライザップを始めとしたダイエットジムって、トレーニング期間が決まっていて、その間に集中ダイエット!というのが定番です。自分も期間終了し、その後はどこかジム通いたいな、というかボクシングやりたいな、でもガチでやるには体力ないしボクササイズのコースがあるジム探そうかな、と、体験入会したりしながらジム難民(ジプシー)してました。

それで出会ったんですよ、暗闇ボクシングb-monsterに。

 

b-monster | 最先端のボクシング フィットネススタジオ

「暗闇のなか大音量の音楽に身体を委ね、思いっきり身体を動かす」。b-monsterとは、NYでも最先端の格闘系フィットネス。クラブで踊るような感覚で心身ともにリフレッシュすることができ、楽しみながら本格的なトレーニングが行える、まったく新しいカタチのボクシング・フィットネスです。
知ったきっかけは、仕事一筋終電残業なんでもござれ!な友人がある時からそそくさ帰るようになり「新しい趣味?」→「暗闇ボクシング行ってくる!」→「ボクシングいいね!...でも暗闇ってなんぞ?」→「暗闇ボクシングとは...かくかくしかじか」

b-monsterのレッスンは1枠45分で、心拍数上げるために10分間サーキットトレーニング、10分間シャドーボクシング、25分間サンドバック打ちの構成。各自サンドバックが割り当てられて、そのサンドバックナンバーを予約する感じ。レッスン料金は、標準的なデイタイムメンバーだと1月15,000円で30回まで、トライアルは3,500円となかなかお高め(でも友達紹介や無料の初心者講習会を受けるとタダになる)。人気すぎて新規入会止まるくらいだったので、人気のあるパフォーマー、時間帯はキャンセル待ち必須の予約戦争。

真っ暗な中で一人黙々サンドバック打ちしてそうな、修行僧的イメージがあるかもです、しかし違うんです。大音響とライティングの中で、パフォーマーさんのキューイング(動きの指示)に合わせ、クラブで踊るようにダンシンダンシングしながらサンドバック打ち。

その場にいた他の友人も「暗闇ボクシング気になってた!行きたい!」というので、経験者の友人に後押しされるように、2人でb-monsterのトライアルレッスン申し込んでました。思い立ったが吉日!

そうして新宿にあるb-monsterの門をくぐったのは2017年4月のこと。めっちゃスタイルのいい男女がジムバック肩に談笑してるのを横目に見ながらトライアルの受付して、お水とレンタルウェアとバンテージ(グローブの下につけるやつ)を受け取って、更衣室のオシャレさと「やっぱりみんなスタイルいいな!腹筋に縦線入ったこと喜んでる場合じゃなかった!!」みたいな謎テンションで着替えて待機。のち、「スタジオ入場してくださーい」のアナウンスで入場。

それで実際体験したトライアルですが、最初のサーキットトレーニングがむっちゃ辛かったんですよ!

ジャンプして腿上げ!からの〜そのまま休憩入れずにスクワットしてマウンテンクライマーでまたジャーンプ!はい、バーピージャンプー!!みたいな息もつかせぬ連続筋トレと有酸素運動。普段デスクワークで鈍った身体にはつらみ。ジム通ってなかったら確実にここで入るの諦めてた。一瞬朦朧とした。

でも次のシャドーボクシングパートでは、ランニングハイ的に楽しくなってきまして。基本的には暗闇なので周囲が気にならないし、花道を歩くダンサーさんのパフォーマンス見て真似するのなかなか楽しい。非日常感満載。ひゃっふう!

そしてこのハイな感じは最後のサンドバックパートで加速します。洋楽のリズムに合わせてパンチを繰り出すんですが、これすごく楽しい!曲とパンチのタイミングが合うと、なんかドラマーになった気分。いや、アリーナツアーの最終日ラスト曲で歓声を浴びながらズドドドジャーン!とドラム叩いている気分。疲れが快感に変換する。ちょっと朦朧としながら「これがピークエクスペリエンス!ゾーン...!」となってました。ダンサーさんが煽りで「アユレディー?」→「イエー!」と普通に返してた。あとで思い返してちょっと照れた。

「それではストレッチで終わりましょうー!アフターバーンで24時間いつもより脂肪燃焼が続くのでお水しっかり取ってくださいねー」とパフォーマーさんの声で終わり、レッスン終了後は膝下ガクガク息ゼェゼェ、しかしドーパミンドパー!の興奮状態で、即b-monsterの入会手続しました。次の日から3日間は筋肉痛でした。

そこから週2,3くらいのペースでb-monster通ってます。楽しい。

しばらくは普通のTシャツとハープパンツだったものの、腕を動かす関係上袖のあるウェアだと動きにくいな!と人前では滅多に着たことなかったタンクトップやブラトップを購入。

パンチを繰り出すとき身体の軸がブレるので、一旦卒業したプライベートジムを継続契約して、体幹鍛えるレッスンもお願いしてみたり。

1レッスン45分間フルに動きたいので、食事で炭水化物やタンパク質取るタイミングに気をつけるように。ガチ筋トレ勢しか使わないかと思っていたBCAAなどのサプリ群にも手を出した。BCAA飲んだ後の「あれ今日自分すごくね?」感たまらない。

どうしたら筋肉がつくかなーとか持久力あげられるじゃろ?と、スポーツ科学や栄養学の本も読み漁りました。ミトコンドリアの活性化が最近のマイブーム。

あと何より、疲れているとパフォーマンスが落ちて曲とパンチのタイミングがずれるので、ちゃんと眠るようにし。仕事も終電帰りにならないようにそそくさ片付けるようになり。でも体力がついたおかげで集中してやれるようになった!気がする。

 

「この歳でも人間、変わることってできるのか!」みたいな、日々が変化し続ける感じ、ものすごーく久しぶりで楽しいです。

まだb-monsterのレッスン45分間フルに踊り続けることできないし、重いパンチ繰り出すと体の軸がぶれてふらついちゃうけれど、そういう改善の余地が自分でわかるのも、未来があって楽しい。でも単に音楽と光に合わせて体を動かすだけでもめっちゃ楽しい。のでしばらくは暗闇ボクシングb-monster楽しすぎぃ!という話です。