みもりある

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

好きだったもの好きなもの好きになりそうなもの。

好奇心に生かされているところがあって「今の私が好きなものはこれ」がないと落ち着きません。子供ならまだしも大人になっても変わっていないので、本当にもう三つ子の魂百までとしか。

覚えている最初の「今の私が好きなものはこれ」は図書館通いです。静かな図書館の中、誰も読んでない本を探しては空欄の読書カードを最初に埋めるのが楽しかった。あくまでも好きなのは図書館通いで、本じゃないってところがミソですかね。

その次は小学校高学年から始めた演劇で、これは結構長いです。大学まで演劇部だったし、今も舞台やミュージカルを見に行くの好きなので余熱がずっと続いていると言えるのかもなー。祭りは準備が一番楽しいといいますがまさしくそんな楽しさが舞台にはありました。脚本を決めて、役割を決めて、本読みをして、大道具や衣装、小道具を作り、演出を固めていって、そして舞台ができる。舞台が終わって客電をつけるときは、達成感よりもの悲しさが強かったものです。

演劇と平行して好きだったのがインターネットで、初めてインターネットに触れたのは、私はよく覚えてないんですが親曰く小学校6年生の頃。最初のインターネット体験は、乙女ゲームの二次創作探しから始まってます。二次創作という性質上、検索除けのかかったその海では、相互リンクだけがほぼ唯一の移動手段。いるかもわからない友や作品を捜して、あちらの海からそちらの海へ。Googleの検索機能なんてほぼ機能していなかった時代、Yahoo!のカテゴリ検索で登録サイトを追っかけるしかなかった時代に、「ネットで同じ乙女ゲームが好きな同士を見つけよう!」と思った子供の私すご過ぎません?BL小説(当時はやおいって言ってた気がする)にも夢小説にもはまらず、ゲームキャラのカップリングしか許せなかった初期の私は、相互リンクの細い糸を手繰るようにして同士を探し続けました。私のインターネットの海の泳ぎ方は、このとき形成されたといって過言ではありません。

社会人初期、まずはまったのはガジェットでした。元から素養はあったけどガッツリハマったのは懐に余裕ができたのが一番かなー。国内初のAndroid携帯が発売され、また、世界で噂のiPhone3G、やっぱりすごいんじゃない?とかの「何かが始まる空気」に心動かされたのもあります。初めて買ったHT-03Aは今もたまに取り出して眺めています。初めて見て握った時はその新しさにソワソワしたそのフォルムも、今の最新携帯と比べればどこまでも野暮ったくて時代を感じる。今から10年後、いわゆるスマートフォンの役割を担うガジェットって何になってるんですかね、もしかしてもうガジェットも死語になってるのかな?

だんだんガジェット熱が落ちていった頃、私の好きをかっさらったのはアイドルです。ハロプロ、私の青春(すでに社会人○年目)。CDやアルバムを買って、チケットを買って現場にも行く。昔からそこはかとなく好きだったけれど、それまで在宅でお金を落とさない「好き」だったのが、消費行動を伴っての「好き」になったのはこのときでした。お金を自由に使える社会人万歳。ベリキューの舞台を見るために大阪まで足を延ばしたのもいい思い出です。ちなみにハロプロの何が好きかって、断然、ハロプロの物語性が好きです。どのグループのどの子も自伝出せちゃうくらいのエピソードを持って、アイドルしているその姿が好き。そこにつんくさんの歌が重なると、応援せずにはいられなくなるんです。

あ、ハロプロはもちろん別格に好きなんですが、自分の好きが本物か確かめるため、一通りのアイドルの現場には行きました。AKBとかスタダ(ももクロとかエビ中とか)、坂道とかも、CD買ってラジオ聞いて舞台行って投票しました。それでも結局ハロプロに毎回戻るので、やっぱり私の青春はハロプロなんじゃという気がします。

社会人も慣れてきた頃、唐突に好きになったのは文具店巡りでした。最初のきっかけはLOFT通いですね、ほら、LOFTって歩くだけでも幸せ空間じゃないですか。ペンやノートが整然と陳列されているのを見ると胸の高まりが押さえられません。LOFTで始まって、伊東屋とか東急ハンズに足を運ぶ日々。ある日気まぐれで町の小さな文具店を覗いたら、見たことない文具や古めかしい文具が並んでいて、「え、何これすてきな世界」となったわけです。あれは三鷹の山田文具店だったかなー。そこから東京中の文具店に通いました。毎週別の文具店に通って、文具イベントにも行きました。途中からは万年筆にも手を出して、インク沼にもはまり、東京というエリアを越えて大阪とか京都に足を延ばしたあたりで「旅先でオリジナルインクを買うのが習慣」になっていた気がします。熱が落ち着くまでに3年はかかったかな。なんて、熱は落ち着いたものの、今も会社のデスク周りの文具は自分仕様にカスタマイズしているし、文具店に行かない週もありません。ただ、新幹線に乗ってどこかの町の文具店巡りすることはなくなったかな。

それからはまったのは暗闇ボクシングのb-monsterです。1月30回までの月謝制なんですが、毎月その枠を使い切ったし、都内パフォーマーの全プログラム制覇にする勢いでいろんなスタジオ駆け回りました。学生時代ほぼ文化系で過ごしてきた身、まさか社会人も十年になろうという時にこんな「意識高い系フィットネス」にはまるとは。でも楽しいんですよ。音に合わせて体を動かす単純な楽しさも、パフォーマーさん毎こだわり感じるのも、名も知らぬ皆で一体感感じながら声を上げるのも。楽しいなぁと毎回思ってた。コロナがなければ、多分ずっと続いていたのかな、なんて考えることもあります。

今は何かなー・・・。b-monsterのあと、パン屋巡りにはまって毎週違うパン屋に行ったし、コスメ沼にはまって化粧品検定受けたし、投資とFXにはまってドル円チャートを一日中気にした時期もある。最近では断捨離と掃除にはまって、仕事の合間にクリンネストの資格勉強してます。といいつつ、b-monster以降、年単位で継続しての「今の私が好きなものはこれ」にはどれも至ってないかな、て気がします。そろそろ次の好きなもの決めたい。夢中のものがつくりたい。・・そろそろ、いつか白馬の王子様が的に現れてくれないですかね、今の私の好きなものはこれですってやつ。