青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

小説家になろうVRMMOモノがブーム再燃(in自分)してる。

「小説家になろう」(通称なろう)の「ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン」にはまってます。主人公が美食を求めて旅するVRMMO冒険譚。たのしうまし。

VRMMOは「仮想現実空間で実行される大規模オンラインゲーム」のことです。もちろん現代では実装されてません。ただ、過去に多メディア展開されてきた「.hack」や「ソードアート・オンライン」(SAO)の影響などもあって、小説の題材としてはメジャーな印象があります。

特になろう界隈では「VRMMOモノ」として一大ジャンルで、

  • プレイ中のVRMMO世界に閉じ込められた話
  • VRMMOによく似た世界に転生or異世界転移する話
  • 純粋にゲームを楽しむTRPG*1リプレイ風*2

などバラエティ豊かに展開されます。ネトゲものども言われたり。

 

「ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン」の影響で今、VRMMOモノなマイブームが再燃中です。たのしー!

SAOやログホライズンにハマった時は、VRMMO世界に閉じ込められて~なシリアス風味が好みだったんですが、気分的に今はコメディ寄り。

  • ファンタジー要素のある世界に降り立った現代人が、
  • スキルや魔法、ステータス画面などのゲーム的な要素のある世界設定の中で、
  • 現地の人々と交流しつつ目的を達成するために旅をする

要素されあれば何でも楽しめます。VRMMOモノと明言されていなくとも、ゲームっぽさが世界設定に組み込まれていれば割となんでもオッケー。生産モノやスキルものなら最高に好き。なろうテンプレとか言わない。

 

そんなマイブームの最中、ちょうどAmazonセールに被ってたのもあり、ゲーム的要素のあるなろうの書籍化作品を探しては読んでを繰り返してました。

例えば、ある日いきなり学校丸ごと異世界転移してしまって、ゲーム的な要素のある異世界を攻略しつつ元の世界に帰ろうと奮闘する科学部たちを書いた「メイドは進むよどこまでも!」

メイドは進むよどこまでも! (Mノベルス)

メイドは進むよどこまでも! (Mノベルス)

 

例えば、バグ満載のVRゲーム「New Communicate Online」の世界に飛ばされた主人公がバグ仕様を逆手にとって冒険を進める「この世界がゲームだと俺だけが知っている」

この世界がゲームだと俺だけが知っている 1

この世界がゲームだと俺だけが知っている 1

 

引きこもりゲーマー少女が気がついたらゲーム的世界に立っていて、最強のクマ装備と共に淡々と快進撃を進めていく「くま クマ 熊 ベアー」

くま クマ 熊 ベアー (PASH! ブックス)

くま クマ 熊 ベアー (PASH! ブックス)

 

ネトオクで暮らすネオニートの青年が、現世と異世界を行き来できる鏡を手に入れて、異世界と相互貿易しながらハーレム抱えて旅をする「ネトオク男の楽しい異世界貿易」

ネトオク男の楽しい異世界貿易 1【電子版書き下ろし付】<ネトオク男の楽しい異世界貿易> (MFブックス)

ネトオク男の楽しい異世界貿易 1【電子版書き下ろし付】<ネトオク男の楽しい異世界貿易> (MFブックス)

 

センスと呼ばれるスキル組み合わせが特徴のVRMMORPGで、不遇センスばかり取得した生産職系初心者プレーヤーがオンリー(唯一)なセンスの使い方でゲーム内知名度を上げていく「オンリーセンス・オンライン」

Only Sense Online ―オンリーセンス・オンライン―<Only Sense Online ―オンリーセンス・オンライン―> (富士見ファンタジア文庫)

Only Sense Online ―オンリーセンス・オンライン― (富士見ファンタジア文庫)

 

などなど。

一番好きなのはやっぱり「この世界が~」。叙述トリック仕立てで展開するのが楽しい。次点で「オンリー~」かなぁ、スキルとっかえひっかえで純粋にゲーム世界をロールプレイする感じがTRPGのリプレイ見てるみたいで楽しいんです。

もちろんなろうサイトで書籍化してない作品の発掘も進めてるところです。でもふとしたタイミングで更新止まって再開されない場合もあるので...そわそわ。ここらへん、書籍化作品ってちょっと担保があるので安心(あくまでちょっと)。

あと、もちろん「その無限の先へ」だって大好きだ。誰が言ったか「読者の予測は裏切れ、期待は裏切るな」で、ワクワクする王道的展開と裏切られる予定調和に高ぶります。

その無限の先へ 1<その無限の先へ> (MFブックス)

その無限の先へ 1<その無限の先へ> (MFブックス)

 

 

ステータス画面って偉大ですよね。視覚的数値的に「成長度合い」がわかっちゃいますし。変化が目に見えてわかるから頑張れる。測るだけダイエットとかまさにその効果なわけで。

人間て常に目標を確認しないと忘れる生き物なので「次のレベルまで必要経験値は後**です」と表示された方がやる気出ます。このギミックを、異世界じゃなくてリアル世界に持ち込んだ「リアルでレベル上げしたらほぼチートな人生になった」

リアルでレベル上げしたらほぼチートな人生になった (HJ NOVELS)

リアルでレベル上げしたらほぼチートな人生になった (HJ NOVELS)

 

も発想的に好きだなぁ。リアルな世界で経験値を積むことでステータスが上がって、女の子からモテモテになる話です(雑)。でもその経験値上げがスコップで穴を掘っては埋めるみたいな場合によっては気が狂いそうな方法なので...凡人には無理だ...。

 

あと、スキルを選んで何系に育てる?系のネタってやっぱり楽しいんですよねー。元々、世界設定練り込み系スキーというか、ゲームの攻略本やTRPGのルールブック(ボードゲームの設定集みたいなもの)読んで一日過ごせるタイプなので、こういうスキルの組み合わせができて、バトルではどう使って、みたいなの元から好みなんです。

特にアトリエシリーズ的に、生産職話だとなお楽しめます。自分で材料を採取しに行って集めたら自分で加工して〜とかそれだけでニマニマできる。

 

そんな訳で「ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン」楽しいよー!ゲーム世界に閉じ込められてるわけでも、別世界に召喚されたわけでもなく、普通にログインして遊んでいるだけなので(不穏はあるけど今のところは)、ストレスフリーにキャッキャと楽しめます。WEB版はなろうサイトにて。

ゲート・オブ・アミティリシア・オンライン

 

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*1:TRPGは人間が集まって遊ぶパーティーゲームの一種で、会話型RPGとも呼ばれる。ルールブックに従い、司会進行を務めるGMの元、紙と鉛筆とサイコロでロールプレイが行われる

*2:リプレイは実際に遊んだTRPGの経過を文章化したもの