Twitterで、id:Chachapoさんと盛り上がった「本をプレゼントしたエピソード」の話題が企画になりました(ノ*゚▽゚)ノ→
【ブロガー連動企画】本をプレゼントした/されたエピソードについて書こう! - 流線を描く煙
「プレゼントされた本」エピソードを自分でも書けるか考えながら、リアル本棚をひっくり返しては戻し、自分の記憶をひっくり返しては戻し、ようやく学生時代から見つけてきました!
1.本の紹介:時計を忘れて森へいこう(光原百合)
本の中身はざっくり言うと「誰も死なない日常系ミステリー」。Amazonで探してみたら、絶版みたいな感じですねー・・・2006年じゃあしょうがないか。でもAmazonのレビューも、この本の空気そのままに優しく素敵なので、お時間がある方はぜひそちらもご覧あれ。図書館にはあるのかな。
正確には、ハードカバーでもらって背表紙が駄目になったのを文庫で買い直してます。
2.本をくれた人との関係:
中学校の同級生。
3.本をくれた理由:
当時、報道部(演劇部と兼部だった)で新聞を作ってまして、部員がローテーションで新聞に書評を載せる機会がありました。それを知った同級生が「この本はぜひ読んでほしい」「感動したらこの本の紹介を新聞に載せて」「あげるから必ず読んで!」とくれた本です。
家に持ち帰り、読んでボロ泣き。もちろん、感想を書いて担当時に書きました。したんですが、顧問の先生の手によって没になったんです、「これは書評じゃない」と。
その時の憤りたるや。感情が走りつつ情熱が乗った良い文章だと思ったんだけどな。未だに書評の何たるかは理解できてません。
ちなみにその同級生からは「そういう時もあるよ」と慰められ、返そうと思った本も「あげたものだから!大事に持ってくれると嬉しい」と手元に残り、卒業まで仲良くおつき合いしました。今はもう連絡も取れないけど。元気かなー。
4.おわりに:
そんな訳で、ほろ苦く懐かしいエピソードです。あれから何度も引っ越しを繰り返した今も、何となく本棚に残ってるんですよね。それほど気に掛けてるつもりはないのですが。本の内容も素敵だからかなー。