青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

新宿伊勢丹でヨックモックの「フルール・フルール」を購入。

最近クッキーにハマってまして。今ってオンライン販売しているクッキーって結構多くて、神戸や大阪の有名な洋菓子店のクッキーが簡単にお取り寄せできちゃったりして、とても楽しい。といってもクッキーなので、配送中に割れてるかも?なおそれはつきもので、店頭販売しかしていない商品というのもやっぱり多いんですよ。

そんなある日、新宿伊勢丹による機会があったので、洋菓子店ヨックモックで、伊勢丹新宿店・三越日本橋店限定の「フルール・フルール(Fleur  Fleur)」を購入してみました。

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見るからに、オンライン販売が向かない繊細な見た目。ラングドシャーを「ハナミズキ」をモチーフに、まるで花が咲いたように詰め合わせた、お菓子なのに芸術品のような一品です。購入する際はお店の方から、「繊細なラングドシャーが割れないように丁寧にお持ち歩きくださいね」と念押しされました。近場へのお土産に持って行ったら珍しさもあって喜ばれそう。ただやっぱり、割れてないかちょっと不安にはなるかも?

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外装は、色とりどりの花びらが軽やかに舞う可愛らしいブルーの缶です。金文字のフルール・フルールも素敵。割れてないかな?と若干ドキドキしつつ缶をオープン。乾燥剤と緩衝剤をそっと外すと、バターの香りがふんわり広がる繊細な花びら型のラングドシャー。

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これは可愛い!というか美しい。テンション上がります。花びらが集まって一つの花を構成しているような、そんな素敵な造形。これ思いついた人、というか一つの花として魅せるために試行錯誤繰り返したお店の方すごいですね、どれくらい時間をかけたんだろう。そんなこと思い馳せるくらいに緻密で繊細で美しいラングドシャーです。
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早速食べました。バターの香りが口の中でも広がって、サクサク、というよりはシャクシャク、て感じの歯応え。咀嚼音が、打楽器を奏でてるみたいなおしゃれさがあります。ラングドシャーですね。ざらついた食感と中央がくびれた楕円の形状から、langue de chat、猫の舌、て意味なんだそうです。由来も素敵だ。
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成分表示とカロリー。バターと砂糖、小麦粉に卵白。美味しいものはカロリーも高いと相場が決まっているので、まぁこんなものですかね。クッキー1枚1枚が繊細で綺麗で、ガバッと食べるのはもったいなさすぎて、味わって食べたくなるので、案外日持ちします(食感が失われるので早めに食べるに越したことはないですが。しかし綺麗でもったいない気持ちになる)。

開けた時のエンタメ感?インスタ映え?でプレゼントに使ってみたいなーという気持ちはありつつ、でもこれ丁寧に持ち運ばないと本気で割れそうなので、なかなか使い所は難しいのかも。特別な日の自分ご褒美ですかね、ビターな珈琲と合わせて味わえば、何回でも新鮮に甘さを楽しめそう。