青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

ロンド工房の超薄型名刺入れ「カードリッジ」を年単位で愛用中。

人生では時に、想定外の名刺交換が発生します。転職した元同僚や同級生と偶然会ったりとか。挨拶がてら足を伸ばした取引先で、新しい仕事相手を紹介いただいたりとか。

でも、運悪く名刺を持ち合わせてないこともあるんですよ。予備名刺を財布に直入れしてはいるんですが、いつの間にか折れてorよれてて使い物にならず出すのに躊躇したり。

その場面での常套句「すみません、名刺を切らせてまして...今度お持ちします」に、相手は「構いませんよー」と名刺を差し出してくるわけです。恐縮しつつその名刺を受け取る。そしてさらに困る。「これどこにしまったらいいわけ?」と。

名刺ない時点でダメなんですけれど、受け取った名刺の処し方がスマートにできないと、相手をぞんざいに扱ってる感でさらに居心地悪いというか「社会人としてのマナーが...!」みたいな気分に。所作としても美しくない。

だからサブの名刺入れを探してたんですね。薄くて携帯しやすくて、革製とか贅沢いわないから(むしろ安いほうがありがたい)ちょうどいい塩梅の名刺入れないものかなと。それで東急ハンズに寄ったとき見つけちゃったのです。

カードリッジ

ロンド工房の「カードリッジ(CARDRIDGE)」。

CARDRIDGE | 株式会社ロンド工房

"急な名刺交換の時、サブの名刺を手帳からスマートに出して交換したい"のユーザーの声で開発された、超薄型名刺入れ。手帳や財布に入れていざという時の名刺交換で活用できます。

カードリッジの素敵なところは、紙製でありながら、高級感のある表紙加工と金字での箔押しでちゃんと「名刺入れ」感があるところ。

予備名刺を持ち歩いている用意周到な人でも、そのまま名刺交換すると受け皿(名刺入れ)がなくて座り悪いと思うんですが、それが回避できます。

カードリッジ

名刺の取り出し口は緩いカーブで取り出しやすく、残量確認も楽。ストレスなく名刺の出し入れが行えます。

自分が購入したのは、カードリッジの中でも紙質が固めで安定感のあるハイエンドモデル「Pro」。もっと気軽に持てる「Air」モデルもあります。ProとAirどちらも540円で、Proは1枚、Airは2枚入り。カラー展開豊富で、ブルー、ブラック、グレイ、レッド他。

最大4、5枚しか名刺入りませんが、まぁ緊急避難用ですし。分厚いと財布や手帳に入れた時嵩張りますし。これくらいが丁度いい。こんな感じに手帳の裏側に挟めます。

手帳に挟んだカードリッジ

カードリッジを持ち歩くようになってすぐ、エマージェンシーな事態で実際使う機会があって「持っててよかったカードリッジ!」て思いました。いざという時の安心感が買えるのも大きいかなと。ビジネスチャンスはどこに転がってるかもわかりません。

 

という記事を最初に書いたのが2015年11月。もう1年が過ぎたわけですが、カートリッジを1年使い続けたらどうなるのか気になりません?こうなります。

カードリッジ1年後

ほとんど財布か手帳に挟んでいたので保存状態はいいものの…紙製なので、さすがにちょっと毛羽立ってきたかな?という感じ。買った当初の写真と比べると、色がくすんだ気もします。

買い換えようかな、でも頻繁に使うものじゃないし、とそのまま使ってたんですが、ヨドバシカメラの文具コーナーに立ち寄った時に偶然目に入ってきたんですよ。

本革を使用した高級志向の「dünn(デュン)」モデル!2000円over(ヨドバシでは税込価格2,480円)なのでちょっと敷居が高いかなと迷いつつも、本革仕様なら年単位で持ちそうだなと購入決めました。

カードリッジ デュンモデル

テリも美しい黒!名刺入れ感高い!こちらも複数カラーあったんですが、フォーマル感のある黒にしてよかった。他の赤や青もオシャレでしたけれど。手触りもしなやかに柔らかくていかにも革です。めくった内側も革感あります。いい。

カードリッジ内側

それでもカードリッジ、超薄型名刺入れですからねー。ちゃんと薄い。お財布にもするり入る。嵩張りません。

お財布とカードリッジ

そんなわけで、カードリッジのProモデルからdünnモデルに買い替えました。

なんだかこういう「ちょっと不便なんだけれどどっかにいいのないかなー」の要望にストンとはまる商品が普通にあるのって素敵ですよね。カードリッジは本当「こういうのが欲しかったー!」と見つけた瞬間思って、年単位での愛用に至ったわけで、良い買い物だったなー。

 

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