青猫文具箱

本と文房具を愛でる日々。

Kindleで、他人の付けたハイライトをハイライトするのが悔しい。

Kindleでは、と言いつつ自分Kindle PaperWhiteでしか電子書籍読まないのでKindle WPでは、他人の付けたハイライトを書籍上に表示しながら読むことができます。点線で「XX人がハイライト」て表示されるんですね、こんな感じに。

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「ポピュラー・ハイライト機能」というらしく、機能はon/off自在にできます。

Amazon.co.jp ヘルプ: ブックマーク、ハイライト、メモを使用する

これ最初便利だなーと思って、斜め読みしていく時はこの点線箇所を中心に読んでいけば効率的に読書できます。

さすがに年何十冊も本を読んでいれば、一冊の本から100%の知識を搾り取ろう!なんて発想とは無縁になります。一冊の本から何か3つぐらい新しいことが見つかれば素敵だなーまでハードル下げるわけで、であるならばできるだけ短時間で効率的に読書したい。と、思ってた。

 

でも、なんというか最近、Kindleで読む時に他人が付けたハイライトを表示するのやめようかなーと思い始めてます。

というのも、他人の付けたハイライトと同じ箇所を無意識にハイライトしてしまう自分がいる。この現象なんと呼ぶんですかね?ハロー効果?子供が、友達みんなニンテンドーDS持ってるから自分も欲しがるのに似てる、というかそのものだと。

とりあえずあまりよろしい心理状態じゃないなーと感じていて、だってただでさえ読書って、誰かの思考を道しるべに自分の思考の海に飛び込む行為じゃないですか。そこでさらに他人の思考をビーチ板のように借りて海に飛び込むのって、あまりに他人メイドな行為に思える。陸で例えると、他人のレールを他人の列車で走ってる感?

そして誰かの思考に引きずられないまでも、「XX人がハイライト」という目印のピンが打たれてることで、アンカリングというか、無意識にその情報を思考地図上の位置把握に使っちゃう感もあるんです。

 

それでも今更この機能offにするのは何かに負けた気がして悔しいんですよねー。

むしろもう人がハイライトした箇所は意地でもハイライトしない勢い。それも盗んだバイクで走り出しちゃってるか、夜の校舎に忍び込んで窓ガラスを壊し回ってるみたいで青臭いか。

もう敢えてそのレールの上に乗って効率性最重視で行く?それって別に読書する必要性自体を否定するようでもあるし...読書にそういう効率性っているんだろうか。

 

や、著者冥利には尽きるのかもしれないんですが、読者的にはすごく負け感が漂う気がする。...というオチのない話でしたすみません。 

 

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