青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

本を開いたまま固定してくれる、便利な開き止め読書文具。

4月23日は何の日?そう、サン・ジョルディの日です!

てなわけで、本を贈るのが気が重いなら、本の素敵しおり&ブックマークのプレゼントなんていかがでしょ?な記事を書いたのが先月。

本の素敵しおり&ブックマークを大切な人へのプレゼントに。

自分の持ち物からお気に入りしおりをひたすら紹介するに相成ったわけですが、本当は、ふせん、しおり&ブックマークと来て「本を開いたまま固定する」系読書文具、つまりは書見台やブックスタンド特集みたいなこともしたかったのですー。

そんな訳でやります、学業や仕事なんかの調べ物をするときにフリーハンドでとても便利な「本を開いたまま固定してくれる」読書文具セレクト。買ったものの他、欲しいもの、ちょっとまだ使いこなせてないのも混じってます。

thumb thing(サムシング)

お手軽に使用できる本の開き止めといえば、サムシング。指にこれをはめて、本の溝の部分(いわゆるノド)に当てることで、ページを開いたまま固定します。

thumb thing/サムシング M【パープル】 TH-M PL

thumb thing/サムシング M【パープル】 TH-M PL

 

これは片手ページ押さえに回さないといけないので、残念ながら完全フリーハンドとはいきません。片手で安定的にページを押さえつつ作業する感じ。でも、知りうる限り一番シンプルかつ携帯性よく本を開き止めしてくれます。

指サイズがMLあるので間違えないようにするのがよろし。自分は間違えた。L買ってそのままぶかぶかで使いづらかったのでほぼ未使用で人にあげました。

 

リトルブックホルダー(LITTLE BOOK HOLDER)

LOFTで見つけて、ポップでキュートな見た目が可愛くて思わず購入しちゃいました、リトルブックホルダー。

リトルブックホルダー(LITTLE BOOK HOLDER)【グリーン】 7005

リトルブックホルダー(LITTLE BOOK HOLDER)【グリーン】 7005

 

素材はプラスチックっぽい。カラーバリエーションも豊富で、私はオレンジを購入しますた。フォルムが丸っこくてきゃわ!ページとページの間にこの人型を挟むのですが、程よくしなって安定してくれます。

難点があるとするならば、人型の足の部分の開きが狭いので、開いた本の溝部分が閉じちゃって、余白があまりない縦書きの本だと見えない部分が出て来ちゃうことかなー。↓のとおりになっちゃいます。横書きだと、この溝部分に文字がくることはあまりないので大した問題ではないですが。

f:id:yuki3mori:20150718080231j:plain

そういう意味では、以前紹介したページオープナーの方が、綺麗にページを固定してくれるので使い勝手は良い、かもー。でもこちらはちょっと素材が硬いので、分厚い本だとページが反った感じになってしまうのが目下悩みの種。紙を痛ませそうな気がするんですね、それほど長く開き止めなければ無問題ですけども。

それでもやっぱりクラシカルで見た目素敵なので、大事に大事に使っていきたいなーと思える読書文具です。こういうシンプルさ、好みなんです。

f:id:yuki3mori:20150718080244j:plain

 

フリップクリップ(FLIP KLIP)

同じくページの上部を固定することで本のページを開いたまま固定してくれるものといえばフリップクリップも有名ですね。 

フリップクリップ/FLIP KLIP【グレー】 83816-2517グレー

フリップクリップ/FLIP KLIP【グレー】 83816-2517グレー

それなりに本格的に本を開き止めするなら、これが一番確実かつ使いやすい、かなー。

どちらかといえば厚い本を開き止めするのが得意で、薄っぺらい本だと安定しません。ページの少ない本だと背表紙の部分に厚みがなく固定されなくて、バランスが悪く右か左に寄っちゃいます。

f:id:yuki3mori:20150718080307j:plain

本を閉じた状態で、小口をフリップクリップで抑えて持ち歩けば、勝手にページがめくれることがないので「気がついたら鞄の中でページ折れてた!ショック!!」がありません。あ、手帳をこれで挟んでおいて、図書館の本を開き止めするのに使うとかいいのかもー。

f:id:yuki3mori:20150718080316j:plain

 

PaperBax(ペーパーバックス) 

「本を開いたまま固定してくれる」読書文具の主流(@三森調べ)なブックスタンド、書見台の系譜に行ってみましょうー。本を立ててページ固定するやつです。パソコン作業しながら横に立てかけられるといろいろ便利ですよね。

自分が使ってるのはこちら、本のみならずタブレットも立てかけ固定してくれる書見台、ペーパーバックスです。後ろの支えてくれる部分がソフト仕様なので、本やタブレットを傷つける心配がないのもお気に入り。

f:id:yuki3mori:20150718080340j:plain

でも、重さのある本は立てかけておけないので(重さで倒れる)、あまり仕事で使う機会はなく、もっぱらタブレットを立てかけるのに使ってます。ある程度の重さの本になると、スタンド系の開き止め文具はつらくなっちゃうのが難点。

あと閉じた時のフォルムがとても収まり良くて可愛い。

f:id:yuki3mori:20150718080355j:plain

ブックスタンド、書見台の系譜は種類豊富で、100円ショップにあるようなものから、木でできたちょっとお高めのものまでいろいろありますねー。手作りしてみた!系もたまに見かける。

書見台【グレー】 BH001-62

書見台【グレー】 BH001-62

 

 

ブックストッパー/ブッククリップ 

本を開き止めしてれる文具には、本のページを横から挟んで固定する系もあります。

ブックストッパー

ブックストッパー

 

ブックストッパーの場合、挟むというより重石を乗せる感じ。大雑把な性格なので、ページをこれで挟んで固定しようとすると、ページを破っちゃいそうなので手を出したことはないのです。

ページを開き止める所作としては一番シンプルだな、と思います。他の開き止め文具は2アクションぐらい入りますがこれは1アクションでできそう。

一見携帯に向きそうですが、ブックストッパーを店頭で持ってみた時、ページを開き止めするだけあって結構重かったのも購入に至らなかった要因かな。

こんなオシャレなのも。

ミュージックブッククリップ クリア/鍵盤

ミュージックブッククリップ クリア/鍵盤

 

同じ系統(ページを横から挟む系)では「ほんたった」がやはり有名ですねー。

見た目的に、本の後ろ、つまり裏側をぐるりと回って固定する形だと、厚さのある本は難しいのかな、とちょっと躊躇しますが。

EDISON ほんたった黒(ハードケース入り)

EDISON ほんたった黒(ハードケース入り)

 

一つぐらい試しに使ってみたいなーと思って、現在購入を検討してるのがこちら「gimble traveler」。本の開き止めって、ページを固定するアクションがちょっと面倒くさいわけですが、これはページ押さえしたままページめくりしやすそうなので、使ってみたい。安定感がどれくらいあるのかが気になるる。

と言いつつ、買ってしまいました→

ながら読書でフリーハンドするなら「Gimble Traveler」が一番かもしれない。

 

コテイシーナ

「消耗品感覚で使える」のフレーズがなんかいいなーと思って購入してみたコテイシーナ。形状記憶素材なので、真ん中をくねっとひねってページ押さえします。

こんな感じですね。形状記憶なので、くねくね曲げて収まりの良い場所を探してく感じです。ちょっと固定力が弱いので、両手フリーは難しいかな。サムシングと一緒、片手読み用です。

f:id:yuki3mori:20150910215532j:plain

半開きにはなるので、よく使用するページに目印として挟んでおくと勝手良いかな。あとは複数の本を開いて調べ物する際に、1冊目に挟むとか?良い使い方を試行錯誤中です。

 

おわりに

そんなわけで、ちょっと長くなってしまいましたが、仕事なんかの調べ物をするときに手がフリーハンドになってとても便利な「本を開いたまま固定してくれる」読書文具セレクトでしたー。おそまつ。

 

関連記事