遅れてきた出逢い。
大掃除も無事終わり、里帰り。昨日は、最近マイブームのフレンチトーストを家族に振る舞い、まったりモードで過ごしてましたー。
そしたらふと、
「目標は師ですか?」「師のようになりたいかってこと?いや、師は座標。それをしるべにして僕は僕になりたい」(うろ覚え)
の言葉が耳に入ってきて、朝から番組に見入ってしまいました。NHKの追悼ドキュメンタリー「耳をすませば〜こだわりの人生 楽しんで(米倉斉加年 赤瀬川原平)」の回で、先の言葉は米倉氏の当時のインタビューから引用してきた模様。
スタッフはNHKアーカイブに残された映像からどんな気持ちでこれを選んで、今日のために編集したのかな、と画面から見えない向こう側を想像して、不思議と高揚しました。これを見た誰か、天啓的に受け取った人がいても不思議ではない、すごく目を奪う映像だったので。
これはアーカイブに残された映像からの引用とのことなので、いつか最初に放送されたときは見てないんですよね。しかも見るともなしに眺めて耳に入ってきた映像なので、偶然の巡り合わせ。2014年が終わるまもなくに、こういうしるべとなるような言葉に出会えるって、なんだか胸がきゅんとしました。遅れてきた出逢いですね。
という枕話はここらへんにして、タイトルの2014年面白かった本ー!
2014年的、実用書マイフェイバリット5
- 「武器としての交渉思考」(著者:滝本哲史)
- 「職業、ブックライター。」(著者:上阪徹)
- 「世界のエリートは大事にしないが、普通の人たちにはそこそこ役立つビジネス書」(著者:林雄司)
- 「「強い文章力」養成講座」(著者:川上徹也)
- 「なぜ昇進するのはいつもあなたではないのか」(著者:ジェーン・ホラン)
次点で「なんでコンテンツにカネを払うのさ?」(著者:岡田斗司夫)。
「武器~」と「なぜ昇進~」は仕事スキル的な意味(交渉スキルと社内政治スキル)で勉強になったな!という感じなんですが、それ以外は、言われないと気づけない世界観的な意味で面白かった。
特に「職業、ブックライター。」は、ブックライターや編集者という人たちがどういう仕事をしてるか、本のその先を想像できるようになったのが個人的に嬉しい。
2014年的、小説マイフェイバリット5...のはずが。
小説は、ネット小説時代からサイト日参するぐらい大好きな「27時09分の地図」の糸森環先生の作品がたくさん出て、冷静な判断できると思えないので割愛。
個人的最愛は「F-エフ-」シリーズですが「she&sea」も好きだし、花神遊戯伝も好きだし、「恋と悪魔と黙示録」だって好きすぎる。「異世界召喚女子」ジャンルが好きで糸森環先生のシリーズ知らなかったらモグリだと思ってる。
2014年的、漫画マイフェイバリット5
なんといっても「満ちても欠けても」ですね!ラジオ局を舞台にしたそこではたらく人たちの群像劇。胸にきゅんと来てほわわんとして、「ラジオが、すき」て思える。というか、この漫画以降、ラジオ聞くようになりましたねー。
でも、営業の方が売ろうと思ったタイミングで本と出逢うのではなくて、ちょっとずれた感じに、遅れてきた出逢いをするのも、ちょっと素敵な気がしませんか?
で〆て、今年最後の記事でした!来年もよろしくお願いいたします。