青猫文具箱

青猫の好きなもの、行った場所、考えた事の記録。

小田急相模原にて、ときめきの雑貨店巡り(海福雑貨、うみねこ博物堂、ナツメヒロ)。

最近ハマってるもの。小田急相模原(オダサガ)周辺での雑貨店巡り。

1本の通りに3つの素敵な雑貨店が並んでいて、徒歩距離的には30分位なのに、じっくり見ると普通に3時間くらい経過してること多いです。帰りはいつも予定時間オーバーで、慌てて電車乗ってます。

「海福雑貨」さんと「うみねこ博物堂」さんは、時期によっても扱っているものが大きく変わらないので、「ハイカラ雑貨店ナツメヒロ」さんの企画をチェックして、心惹かれる企画の時に足を伸ばすことにしてます。雑な手書き地図だけど3店舗の位置関係はこんな感じ。

おださが雑貨店マップ

いつも「欲しいものがなくなっちゃう!」と急ぎ足になるけれど、通りには「街の喫茶店」な雰囲気良いお店もちらほらあって、時間がたっぷりあるときは寄ったりします。当然のようにご近所である雑貨店の店員さんとも顔見知りで、喫茶店のマスターからそれに纏わるエピソードが聞けちゃったりして楽しい。

 

海福雑貨にて、稼ぐモチベーションを手に入れる。

新宿駅から小田急小田原線に乗って小田急相模原駅下車(乗り換えなしで40分くらい?)。ちょっと歩くとすぐ見えるのが「海福雑貨」さん。

海福雑貨

住宅地の中ポツンと立ってる感じがたまらなく良い。海福雑貨さんの存在を知ったのはこの記事がきっかけで、初めて、横浜でも鎌倉でもない神奈川県に足を運んでみたいと思ったんです。

会社勤めをしながら週末のみ開店!「海福雑貨」店主・遠藤和海さんの型破りなお店の始め方 [邪道のキャリアデザイン] | greenz.jp

「デスティネーション・ストア」という言葉があります。「目的地となるお店」という意味です。駅から遠い場所に人を集めるお店ができると、周囲に少しずつお店が増え、その通りが賑わうもの。海福雑貨も「デスティネーション・ストア」になりつつあるのかもしれません。

デスティネーション・ストア。その言葉が似合っちゃえるお店って、もう素直にすごいなと。店内はごちゃっとした宝探しのような空間で、目線を上から下に、右から左にせわしなく動かしても足りないくらい。

キラキラしたガラス瓶や、可愛らしい個人作家さんのアクセサリ、古く懐かしい匂いの紙雑貨。そこだけ昔の西洋のようなガラスペン。そして何に使うのかわからない何か。いつも欲しいと思うのが入り口側にちょこんと並べられたフェーヴで、蝶や女の子、食器などちまちまとても愛らしい。大切にされた可愛さ、というのかな、迂闊には購入できない。

自分が最近購入したのは、蝶のキーホルダーと銀箔の入ったアルコールボトル。ニヤニヤ眺める用。

蝶のキーホルダーと銀箔の入ったアルコールボトル

蝶のやつは空にかざすと海の底から覗いてるみたいで、ビックリするくらいテンション上がります。小さなステンドグラスみたい。

海福雑貨さんは週末限定(営業日は金・土・日のみ、営業時間は12時~17時)で2階に分室を開いていて、こちらも雰囲気が違ったお店で訪れるのが楽しい。

海福雑貨分室

理系雑貨中心、ていうのかな。鉱石や標本、古びた図録?みたいなやつが狭い空間に詰め込まれていて「はああああ!」てなる。どれも結構高かったりするから、欲しくても手に入れられないものが多い。「稼がなきゃ!欲しいものを手に入れるために!」と決意も新たにすることに。

【海福雑貨】

 

変わっていくお店「うみねこ博物堂」。

海福雑貨さんで雑貨充してふわふわした足取りでしばらく同じ通りを歩き、緑のトンネル横を行くと「うみねこ博物堂」さん。

うみねこ博物堂

自然科学と古物のお店。昆虫、鉱物、植物の実や種子などの標本や、 自然科学の本などを扱う博物系ショップ。 生き物をモチーフにした雑貨や、 和洋のちょっとした古いもののも並んで、なのに不思議とまとまりがあってステキなお店。こちらはできた当初から通ってるのだけれど、行くたびに雑貨が充実していってその変化を楽しむのも良い。

うみねこ博物堂

正直、出来たばかりの時に訪れた時には「あれ?これだけ?」と思ったのだけれど、でも少ない分なおさら、店員さんの偏愛が垣間見えて楽しかった。2度目に行った時は、棚が充実して違うお店のようでした。

うみねこ博物堂

理系雑貨をメインに、最近行ったときは本も結構充実してました。鉱物や虫類の本が並んでいて、本屋ではなかなか心が向かないジャンルなのに、ここに寄ったときはつい手に取っちゃう。

自分が山と渓谷社の「ときめく鉱物図鑑」を購入したのもここ。なんだかすごくそそる本の並びだったんだ...。

ときめく鉱物図鑑

入り口そばに色別に分かれた形様々な瓶が置かれて、それがすごくノルタルジーというか「子供の頃やってみたかったけれどいろんな力が足りなくてできなかったこと」的懐かしさ。あのスペース崩して購入するのって躊躇する。

【うみねこ博物堂】

  • HP:うみねこ博物堂(ホームページ)/うみねこ博物堂(ブログ)

  • 住所:〒252-0311神奈川県相模原市南区相南1-2-2 メゾンド東林間101
  • TEL:042-865-0977
  • 営業時間:11:00-19:00(火水祝日定休)
  • 最寄駅:東林間駅

 

見るたびお店のイメージが変わる「ハイカラ雑貨店ナツメヒロ」。

海福雑貨さん、うみねこ博物堂さん、ときて最後は、「ハイカラ雑貨店ナツメヒロ」さん。あとはここからすぐの東林間駅より小田急に乗れば新宿駅に戻れます。

ハイカラ雑貨店ナツメヒロ

ナツメヒロさんは常設的に置いてるものもあるけれど、企画展が中心で、その時々で表情が全く違うお店なので事前に企画を確認していくのがベター。企画展の準備でお休みしてる日もあるので尚更です。このあいだ行ったときは鉱物メインの企画で、自分は気に入った鉱物風の蓄光性のキャンドルと鉱物切手風のマスキングテープ購入しました。ふふふ。

鉱物風の蓄光性のキャンドル

鉱物切手風のマスキングテープ

家に帰ってその素敵さにニヤニヤ。でも多分これ使えないよねもったいなくて。眺めてるだけでふわふわできるやつ。

ナツメヒロさんは、企画によって標本ものが中心だったり紙雑貨が中心だったり、何度訪れても新鮮な感じになれるお店です。海福雑貨さんが、行くたびあまり変わらないのにある日突然好きなものに気がついちゃう、のとテイスト真逆かも。うみねこ博物堂さんのちょっとずつ変わってく感じも、なんども訪れたくなって良い。

 【ハイカラ雑貨店ナツメヒロ】

 

オダサガ雑貨店巡り、このルート完璧じゃない?100%だよね?と思うのに、意外と休日でもお店空いてる時があって、不思議な気持ちになります。みんなこんな素敵な場所に気がついてないの?みたいな謎の上から目線発動しちゃう。空いてた方がじっくり見れるし、欲しいけど財布の都合上諦めたものがいつの間にか売り切れてたりしないから良いけれど。でもこの楽しさ共有したさもある。そんな日々です。